関西SDGsプラットフォーム公認分科会の「共育分科会」(代表:認定NPO法人 阪神・智頭NPOセンター・畑井克彦)は、団体会員の食の課題解決を目指す学生団体「立命館大学SDGsフードプロジェクト」の活動に賛同し、分科会活動の一環として令和元年 12 月 14 日、21日に開催された「食による豊かな未来をつくる会議」(滋賀県草津市)に参加致しました。
■高齢者の孤食化、ハラルフード
当該会議では、日本全国で進んでいる「高齢者の孤食化の問題」に対して、テレビ電話を通じて相手とつながり、遠く離れた場所にいても共に料理ができる「オンラインキッチン」による解決案が提起されました。
また、イスラム教をはじめ、宗教によって食事制限がある食文化があまり知られておらず、日本国内での対応があまり進んでいない中、異文化交流として、ハラルフードをムスリムの学生達と一緒に調理し、食事を共にすることで、ムスリムの方々やハラルフードに対する理解を深めることができました。
■昆虫食
国連統計によると、世界的な人口増加に伴って、2050年までに食糧生産を2006年の水準より60%以上増やす必要があるため、食において持続可能な社会を目指すため、栄養価が高く、環境にやさしい養殖が可能な昆虫を使用した「昆虫食」を普及させるべきであるとの意見提起がなされ、その試食も行いました。
日常の食卓で昆虫食が当たり前になる日は、もうすぐそこまで来ているのかも知れません。
2019
共育分科会が「食による豊かな未来」を応援2019/12/14-21